ハイブリッド会議(オンライン+オフライン併用の会議)を実施したいとなった時に、複数デバイスを同空間で同時に使用するとハウリングの心配があります。
そこで、出入力を同時にでき、オフライン参加メンバー全員がマイク・スピーカー双方の機能を不自由なく使える大型の外付け機材が必要となり、購入しました。
他商品と比較して通販での評価が高く、コロナ禍の需要に合わせて購入した人も多く、さらにスピーカーが2つついていて大人数にも対応できそうであったので、本商品を選択しました。
また、差し当たってはこの機材を使用する予定は一回しかありませんでしたが、レンタルや中古販売がかなり限られており、今後の使用機会や価格面からも新品を買って損はないと感じました。
EMEETスピーカーフォンの使い方

自動的に入力と出力を上手に使い分けつつ、不自由に感じることなく通話を楽しむことができるため、ハウリングの対策アイテムとしては非常に万能であると感じています。
また、マイクの性能がよく、少し遠くで話す人がいてもちゃんと音を拾ってくれる一方で、環境音などの雑音が入ってしまうことはほとんどありません。
私が会議を行ったのはZoomで、パソコンに接続して行いましたが、マイクとスピーカーを該当機材に設定してあげる以外、細かい操作(細かい設定や追加の機材など)は一切必要なく、非常に容易に接続を果たすことができます(Zoom以外のアプリでは未検証です)。
また、スピーカーが2台ついているので付属のケーブルを接続することで、15人程度の会議にも使うことができました。
さらに、配線が邪魔と感じる場合には、Bluetoothを用いた無線接続をすることも可能です。
ラグや電池消耗が心配なので会議時には使いませんでしたが、試したときには難なく機能していました。
EMEETスピーカーフォンを使ってみた感想

ハイブリッドのZoom会議の際に、同室にいるオフライン参加メンバーの音声出入力のために使用しました。
当面の購入目的はその会議一度きりであったので、現在は箪笥にしまってありますが、今後ビデオ通話の際には積極的に使用してみたいと考えています。
デバイスを密着させる必要が皆無であるため、ストレスフリーで様々な用途に活用できると考えています。
箪笥に入れる前に、使用用途として不向きというメーカー側からのコメントがあったものの、音楽を聴いたり動画を見たりする際にも少し使ってみました。
こちらに関しても問題なく高音質で楽しむことができました。アンプやミキサーを設けずに拡声することも可能なので、屋内のイベント時などにも使ってみようと考えています。
EMEETスピーカーフォンのお手入れ
難しい手入れは不要ですが、電池切れが早いので、使用するごとに充電することが肝要です。
長時間の仕様の際は、モバイルバッテリーの使用を推奨します。
パソコンと接続する1台はパソコンの電源を使って自動充電を行いますが、もう1台はバッテリーが減るばかりなので、要注意です。
付属のケーブル類は一般的なもので代用可能ですが、箱に入れて保存しておくのが無難でしょう。
また、スピーカーそのものはそこまで大きくないですが、精密機器ですので付属のポーチに入れておくのが賢明です。
EMEETスピーカーフォンのここがいまいち
私は安心のために完全有線で使いましたが、ブルートゥース接続の際、パソコンと1台目のスピーカーは無線接続が可能な一方、2台目のスピーカーは必ず1台目とケーブルで結ばないといけない点がやや残念です。
また、電池消耗の速さも欠点です。さらに、8〜16人用となっていながら、15人程度で喋る場合にはスピーカー音量がやや足りず、相手の声を聞き取りづらい印象を受けます。
また、雑音カットと引き換えに、少し離れていると良くも悪くも声が小さい人は全く音が届きません。
EMEETスピーカーフォンが必要なときや不向きなとき
コロナ禍が明け、これまでと比べるとハイブリッド会議の機会は少なくなったかもしれません。
しかしながら、このデバイスはプライベートでも難なく使用でき、ストレスフリーで通話を楽しめ、汎用性も非常に高いので、購入価値は十分あると思います。
さらに、ハウリングや音響の配線に困っている方にとっても、一挙に課題点を解決するツールとなると思います。
ただし、複数人が一緒に会議に参加するためにあるものなので、コワーキングなどの不特定多数が集まる場所や置き場の狭いケースでは不向きと言えるでしょう。
EMEETスピーカーフォンはどこで買える?
大手でも電気屋で見たことはほとんどないです。
Amazonや楽天などの通販で購入するのが良いでしょう。
別メーカーの類似商品や同系のスピーカー1台のバージョンも存在するので、購入の際は十分注意してください。